基礎代謝量を増やす
脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類に大別されます。手でつめるくらいの、表皮に近い部分に蓄えられるのが皮下脂肪です。それに対して、おなかの内側にある内臓周辺に蓄えられるのが内臓脂肪です。内臓脂肪は、動脈硬化や高血圧、糖尿病に結びつきやすく、より注意が必要です。その半面、蓄積も消費もされやすいという特徴があります。ヒトは生きていくために、食事からのエネルギーで足りない分を体内に蓄えてある脂肪から補います。また一日の全消費エネルギーのうち、6,7割は生きてくために必要な基礎代謝として使われます。基礎代謝量を増やせば、それに伴って基礎代謝量が増え、内臓脂肪や皮下脂肪を消費しやすくなり、脂肪を減らすことができるのです。
付きやすく落としやすい内臓脂肪を燃やす簡単運動
生活習慣病と深い関係がある内臓脂肪。これは皮下脂肪に比べて、付きやすく落としやすいといわれています。そこで、内臓脂肪を落とすために自宅でもできる簡単な運動を紹介します。
筋トレで筋肉を増強
筋肉をつけるために行うのが筋力トレーニング(筋トレ)です。これは特別な道具を必要とせず、自宅でもできます。軽い準備体操とストレッチで体をほぐしてから、筋力トレーニングを行います。

背中のストレッチ

腕のストレッチ

股関節のストレッチ

腰とおしりのストレッチ
筋力トレーニング

腕 3秒
(水入りのペットボトルでOK)

腕 3秒
(水入りのペットボトルでOK)

腹 3秒

おしり 3秒

腕から胸 3秒

腰の外側 3秒
有酸素運動も効果があります。手軽にできるものとしてウォーキングやサイクリングなどは通勤途中でも可能です。時間があれば、ジョギングやエアロビクス、水泳なども効果的です。運動の後は、クールダウンのためのストレッチを忘れずに。クールダウンは、けがを防止し、筋肉の疲労回復を助けます。またカラダに不安がある人は必ず医師に相談の上、心拍数や血圧で異常がないことを確認してから行いましょう。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
肥満を招く食習慣とは
運動とともに気をつけたいのは食生活です。食事によって得られた余分なエネルギーは、脂肪となり、体内に蓄積されます。その際、食事の量や回数、取る時間帯が大いに関係してきます。食物繊維や栄養素をバランスよく取ることは、さまざまな病気とともに肥満の予防にも大切です。反対に、以下のような食習慣は、肥満を招きやすいといわれています。
● 朝食を抜く |
● 夕食が遅い |
● 間食や外食が多い |
● 夜食をよく取る |
● 早食いである |
● 満腹になるまで食べる |
● 脂っこいものが好き |
これらに該当する項目の多い人は、一度食生活を見直してみましょう。
参照:内臓脂肪がなくなる筋力トレーニングBOOK
内臓脂肪を減らす本
- 投稿タグ
- 内臓脂肪, 動脈硬化, 新陳代謝量, 有酸素運動,ストレッチ,ジョギング,サイクリング, 水泳,ウォーキング,サイクリング, 燃やす, 糖尿病, 高血圧