Pocket

お悩みQ&A

Q7.痛みが重いときと、軽いときがあるのですが・・・・

 
A7.生理は毎月の体の通信簿のようなもの。どんな日常生活を送っていたかのよって、痛みの度合いも変わってきます。
 
生理前の数週間に、ストレスを受けたり、体が冷えると血行が悪くなり、生理痛が重くなることがあります。痛みがいつもよりひどいなら「今月は体によくない生活をした」と思って、次の月は生活を見直すきっかけにして。生理痛がつらい時は、下の体操をしたり、カイロやお風呂で腰を温めるなどして血行をよくし、痛みを軽減させましょう。
生理痛改善体操

Q8.1週間の生理があったのですが、それ以外に出血があったのですが、大丈夫でしょうか? 

 
A8.大きな病気が隠れている可能性も。
1週間以内の生理が規則的にあって、それ以外は出血しないというのが健康な状態。真っ赤な鮮血が大量に出るような明らかな異常はもちろんのこと、下着にうっすらチョコレート色のシミが付く程度でも、それは全部、不正性器出血です。生理不順の人の場合などはとくに、それが遅れたり早めにきたりした生理なのか、あるいは不正出血なのか、自分で判断するのは難しいという。大きな病気が隠れている可能性もあります。必ずしも治療が必要な、心配なものばかりではないけれど、原因を特定できないと不安です。
安心のためにも、早めに、そして気軽に、婦人科を受診して。

不正出血の種類

器質性出血
 
膣や子宮、卵巣、卵管などの性器に何らかの異変があって起こる出血が器質性出血。この異変とは病的なものである場合ので、原因となっている組織を取り除くなどの早急な治療が必要。そのため婦人科での診察は、まず器質性出血か否かを調べることからスタートする。不正出血が知らせてくれる、もっとも危険な病気がガン。ほかにはポリープ、クラミジア感染症やカンジタ膣炎による炎症、それにともなうびらん(ただれ)なども原因に。
 
機能性出血
器質性出血に該当せず、また、血が止まりにくい病気といった原因が別にない場合、機能性出血と診断される。これは月経周期やホルモンバランスに由来する出血。「ホルモンバランスが不安定な思春期や更年期に、とくによく起こります。排卵障害が原因となってるケースもあるので、自己判断は禁物です。
 
こんな出血には注意
妊娠してるかも・・・
流産あるいは切迫流産の危険があるため、婦人科では最初に妊娠の有無を確認。子宮外妊娠や胞状奇胎の可能性も。少し遅れてきた生理がいつもと様子が違ったら要注意!
 
性交後に出血。 
性交後に出血するようであれば、子宮膣部に腫瘍性の病変があって、そこから出血している可能性も。頸管ポリープやびらんだけでなく、子宮頸ガンも疑われる。
 
鮮血が大量に出る。
「新しい血管が切れたわけですから、いちばん心配です。」出血の量や色が特定の病気を示すわけではないけれど、もっとも異常が明らかなのがこのケース。放置は危険。
 
生理が10日以上続く。
「普通に来た生理でも、だらだらと10日以上続いたら不正出血です。」一時的なホルモンバランスの乱れであっても、治療は必要。知らないうちに貧血が進行してるかも。 
 
意外!まずは子宮頸ガンを疑え
子宮ガンというと40歳以上の人がかかる病気と思いがち。「子宮の奥にできる子宮体ガンは確かにそうですが、入り口のほうにできる子宮頸ガンは、最近では20代の女性にも増えています。子宮頸ガンの原因の多くは性交によるヒトパピローマウイルス感染。ですから、若年化の背景には初交年齢の低下もあるでしょう。」不正出血で婦人科に受診したら、まず子宮頸ガン検査が行われるというのも納得。「ガン治療は早期発見が何より重要。不正出血というサインを見逃さないで!
排卵生涯のシグナルということも。
20代など性成塾期に起こる機能性出血は、排卵障害が原因で起きている可能性も。「排卵障害にはさまざまな種類がありますが、もっとも多いのは多嚢(のう)胞性卵巣症候群。これは、たくさんの嚢胞(袋)が卵巣に生じて表面が硬くなり、排卵が妨げられるという病気です。また、無排卵月経も不正性器出血にあたります。」将来の不妊娠の可能性も踏まえた治療が必要に。
基礎体温をつけよう。
生理不順となかなか見分けがつきにくいという不正出血。月経や排卵との関連性を調べることが原因究明や治療のカギに。ふだんから基礎体温を記録しておけば受診する際にも有効です。
「ホルモンバランスの乱れや、排卵障害の有無も、基礎体温表から読み取れます。また、自分で排卵日がわかっていれば、治療の必要のない中間期出血かどうかの判断も、ある程度は正しくできるでしょう。自分の体の変化に敏感でいるためにも、基礎体温をつけることをおすすめします。

Follow me!